【長文】篠笛奏者 佐藤和哉さんと朝食バイキング


【長文】篠笛奏者 佐藤和哉さんと朝食バイキング
嬉野に演奏へ行ってきました。


嬉野は佐賀県の南にある山間の温泉街。
美肌の湯と

温泉湯豆腐と

お茶が有名。

あっ!あと九州を代表する日本酒 「東一」

も忘れてはいけなかった。
嬉野の皆さんはとても温かく、話してるとほんわかした気持ちになる。
街の時報は佐藤和哉さんの曲「ふるさとの空よ」がスピーカーから流れます。

笛の音が街を駆け抜けるだけでなんて風情のある景色に変わるのだろう。
そんな嬉野で開催された嬉野デザインウィークで奏者として参加させて頂きました。関係者の皆さんありがとうございました。
今回個人的にすごく楽しみにしてたことがあります。

佐賀県出身の篠笛奏者:佐藤和哉さんと初めてお会いし共演する事。

いわゆる

「カッコいい方の笛吹きの佐藤さん」


と共演(笑)

金曜日

午後にお会いしてリハーサルをし始めた途端に意気投合しちゃって嬉野が一望できる展望台へ移動しリハーサルのつづきをするくらい楽しい時間でした。

今では盟友となったギタリスト智詠さんと僕が初共演した時に、表現したい景色を見せたいと白神山地から見える朝日を見に一緒に行ったことを思い出し、価値観が似てるなぁって思いました。

価値観が同じだってことは当然演奏も噛み合うわけで、ステージでの本番もそれはそれはいい感じで演奏できました。

ほんと意気投合しちゃって、本番終わってひと段落したらどちらともなく笛を持って嬉野の山に入り夜な夜な笛を吹き合うくらい(笑)

めっちゃ楽しかった!!

断言します!

和哉さんは間違いなく「笛変態」です!(どっちの佐藤?(O_O))

快く笛変態缶バッチご進呈。


そんな二人の笛のことを

ステージの時に共演した三味線奏者森永基木さんがぴったりな事を言ってくださいました。
「ぶん太、さんの笛は冬とかの厳しさを感じて、和哉さんの笛は春を感じるよね^_^」
あんなあったかい曲を書けたらなぁ。

と羨ましくもあり、違うメロディーセンスを持つ2人の

「サトウの笛吹き」(サトウの切り餅風に読んで♪)

が出会っちゃったことで何か新しいことが始まる予感がしてます。

同じホテルに宿泊したのですが、ビジネスタイプなのに温泉大浴場がほんと素晴らしく、ついつい長湯してしまう。肌ツルッツル!!

でも、ホテルで感動したのは朝食バイキング
地元のおばちゃんが作ってくれた料理を食べるのですが、宿泊者のために、わざわざ鶏を育て美味しい卵を採り、野菜も自分で育てて提供するこだわりっぷり。

昔7年間ホテルのコックをしてフレンチや中華料理を作っていたので結構味にはうるさいのですが、唯一どんなに腕があるシェフも叶わないと思う料理があります。

それは

愛情たっぷりの家庭料理。

細かな技術は料理人に敵うわけがないし知識も料理人の方がいっぱい持っている。

でもね、魂が喜ぶ料理って技術じゃ届かないんですよね。

ほんとの一流シェフはそこまで追求してると思うんですが、僕はそこまで行く前にやめちゃいました。

僕もコックをやってた頃それに気づいてたら料理人やめなかったろうなぁ。
魂が喜ぶ美味しい朝食をとりながら、はっ!

と思いました。
和哉さんと価値観が似てる部分って

愛情たっぷりの家庭料理

の事なんじゃないかと。
伝えたいもの。

届けたいもの。
があるから曲を作る。

それは自分を見せたいのではなく、自分でみた素晴らしい景色を伝えるため。

景色は風景だけではなく、人の心や、いろんな想いに感銘を受けたり、感動したり。

“ホテルのおばちゃんが作ってくれた料理は、料理上手を「ひけらかす」のではなく、宿泊者を気持ちよく嬉野から送り出すために作られたのが伝わってきてほんと心がほっこりした。

料理を作ってくれたおばちゃんは美味しい食材と僕らを繋げてくれた存在。”
だとしたら僕ら奏者は

感動した景色や共感した想いを聞きにきてくれた皆さんへ伝える存在でいることができたら、どれだけみんながハッピーになるのだろう。

伝えたい想いのある二人の「佐藤」。

それぞれ見える景色は違えど、目指す先は同じ。
肝心な共演の動画を残念ながら僕は撮れずでしたが、もしかしたらどなたかが撮ってくださっていると思うのでそれに期待してます^_^
もうほんといい街でした。

嬉野。

「嬉野のいいとこ」が動画と曲になっています。

僕もこの曲を吹いて、演奏しながら嬉野をPRしたい。

今回僕を呼んでくださったデザインウィークの皆様ほんと素晴らしい時間をありがとうございました。
皆さんの想い、きちんと演奏で繋げます!!

嬉野の街に流れる佐藤和哉さん作曲の嬉野市曲

ふるさとの空よ↓(ちなみに僕はこの曲を共演することを知らされ初めて聞いた時、いっぱい人の乗っている電車内で胸がいっぱいになり泣きそうになりました。

ぜひ聞いてください。この曲を共演したんです。

ps.聴く側が感動感動する土台にあるものは、伝え手の感動経験しかないんだと思う。

おまけ

僕とチンタイガー