全日本横笛コンクールで望むもの


  1. 久しぶりの投稿。

コンクールの創設者として僕のコンクールへの想いを書いてみます。

このコンクールで一番したいのは

「あの人の笛を聞いたら私も笛を始めたくなった」

と言われる笛吹きが全国に点在する状況を作ること。それが笛を全国にさらに広める、認知度を上げる一番の方法と思っています。

そのために、コンクールは非常に有効なのではないかと思いつきました。

 

そりゃコンクールなので順位はつきますが、

それは

今後一緒に自身と笛業界を高め合う仲間との出会い

ともなります。

 


  • ライバルがいたからこそ今の自分がいる

僕は津軽の郷土芸能「お山参詣登山囃子」と長年向き合い学んできましたが、その登山囃子には大会があります。

そこで研鑽を積み沢山のライバルと出会いました。

僕が現役のころは大会は殺伐としていて、ライバルは口もきいてくれなかった。また、周囲の方からは大きな期待を寄せられ、結構なプレッシャーを背負いそれがある種の異様な向上心に繋がっていた。

選手の頃はそりゃ楽しいことばかりではなかったけど、登山囃子の大会に出て、演奏の基礎を学び、いつしか自分が思う岩木山の世界観を表現しようと演奏するようになり、またお山参詣の行事では神聖な気持ちで笛を吹いていたことは、笛にとどまらず、現在の僕の人生観を形成してくれたことは言うまでもありません。

現役の頃の殺伐としてたライバルが、今は僕の一番の理解者となり応援してくれている。

真剣に向き合いあった仲だからこそ生まれるものだと感じている。

自分の内面を笛がそだててくれて、そして同じ志を持つ同志との出会いは僕にとって宝物。

僕は本当に幸せ者です。

 

 


  • いい演奏をすればいい仲間が増える

僕が考える、いい演奏に必要な要素は、「ある程度の技術」と「想いを伝える」ことだと思っています。

間違ってもスキルをひけらかすことではない。逆に自分の持つスキルをどう表現につなげるか?だと思うんです。

今を時めく笛奏者で「イケメンの方の佐藤さん」こと(笑)佐藤和哉さんと以前お会いした時に素晴らしいことをおっしゃっていました。

「技術を覚えるのはその表現に必要だから覚える」

そこに彼の精神性を感じ、とても共感しました。彼が注目され続けているのは外的要因(イケメンとか、有名ミュージシャンとのコラボとか)を持ち出す方が多いですが、演奏にとって一番大切な笛を通じたオーディエンスとの「向き合い方」が素晴らしいからなのだと思いました。そしてそれこそが「いい演奏」なのだとも思います。

そしてここからは僕の持論ですが、僕の周りには魂を伝えるほんとに「いい表現」をする素晴らしいアーティストが沢山いて、人生の師と思う素晴らしい方達がいて本当に恵まれています。

ほんとラッキーですが、それはそういう星のもとに生まれたのではなく、

自分でいうのもなんですが(笑)いい演奏をしよう、大好きな日本の笛を後世に繋げようと向き合っている思いに共感してくれた結果なのだだと思っています。

コンクールでは「いい演奏」をしようと思っている人たちが沢山集まります。だから自然と互いを認め合い良きライバルと認め合う美しい関係が生まれます。

 


  • コンクールを通じて充実した人生を!

私の演奏を聴いて笛を始めたいと思ってくれる人がいて、

それが愛する笛の輪を広げるきっかけとなり、

また、プライベートでは志を共にする仲間に囲まれている。

もう最高です!

お陰様で僕の人生がどれほど豊かになっているか。(思い当たる節のある僕の関係者の皆さんほんとありがとう)

そんな経験を全国の皆さんもすることができれば、なんて素晴らしいのだろう。

・コンクールを通じ「いい演奏」をすること、

・みんなの素晴らし演奏を沢山聞くこと、

・また今後更に素晴らしい演奏をしていくための情報交換と、

・ライバルでもありながら共に笛を愛する「同志」との出会い

当コンクールで僕が見る目標は上の4つです。

だから、審査員もコンクール後は一緒になって笛を吹き、互いをねぎらい、明日に向かって語らう。

お互いを良きライバルと認め合った上での

one for all, all for one !

一人はみんなのために、

みんなは一人のために!

の意識を一緒に持ち、横笛界を盛り上げていく事につながる。

高校時代ラグビーに明け暮れた(弱小チームでしたが(笑))僕にとって想いの根本。

横笛界は今後大きく飛躍する確信をしておりますが、

そのためにはみんなでがっちりスクラムを組み、大きなベクトルを作って進む事が不可欠。

 

 

そんな環境を作りたいと始めて笛普及活動は今年で12年目。干支が一回りしました。

その甲斐あってか、知らぬ間にこんな動画が。

第一回、二回の優勝者が岩木山をバックに課題曲である「ねぷた囃子」を一緒に吹いています。

この動画を見た時感動して涙が出そうでした。

 

沢山の方にこんな出会いがつながることを心より願っております。

 

コンクール絶賛応募受付中!

 

笛大好き
佐藤ぶん太、

 

告知!!

今年6月9日 原宿で動画の二人が共演するコンサートがあります。

横笛界の見通しはなんと輝いているんだろう✨

【篠笛奏者 片野 聡 presents ふえのねvol.01】

2018.6.9.sat
ストロボカフェ原宿
Open 12:30 Start 13:00
Ticket AVD 2.000yen、door 2.500yen
Act: 片野 聡 (Satoshi Katano)、 若林 邦彦 (Uni Kaba)、 井藤 真理奈 (Marina Ito)、 柳 亜季 (Aki Yanagi)、 篠笛 立平、 篠笛 真竹笛 「秀勝」 ひでかつ

HP:http://kazamidorisk1105.wixsite.com/shinobue-satoshi/fuenone