感動を伝えること・情景を見せること


最近演奏を依頼してくださった主催の方から嬉しいお言葉をいただきました。

一つは演奏付きのセミナーで公演させていただいた時のこと。

セミナーの最後に演奏も一曲しました。すると担当の方が再度私の紹介をする際なかなか言葉が出ず、どうしたのかと心配すると少し声を震わせながら

「すみません。胸にこみあげてくるものがあって。。。。。。」

とまた言葉を詰まらせておりました。

のちほどご挨拶したら、いたく感激してくれてたそうで。こういうのは演奏家冥利に尽きます。

もう一つは先日野辺地での講演会&ミニコンサートが終わってからの懇親会でのこと

お呼びくださった担当課の課長さんから野辺地訛りでボソッと言ってくれた。

「今までの人生で2回だけ音楽だけで胸に突き刺さる演奏を聞いたことがある。一つはずーっと前に聞いた高橋竹山(津軽三味線)の演奏と今日の貴方のだ! たいしたもんだなぁ。」

リップサービスが入っているとは思うけど、あの高橋竹山氏を引き合いに出して褒めてくださった。


 

最近光栄なことに、セミナーや講演会の講師としてお招きいただくことが少しづつ増えてきました。

実は僕が元々やりたかったことです。

相手の心に届く演奏をすることは演奏力をつけ、そして信念を持つことだと思っています。(僕の心の芯にあるのは郷土愛。活動の芯であり原動力になっています。)

これは演奏のみならず、何をするにも必要な二つの要素なのだと思います。

確かな技術と熱い情熱

と言い換えるとわかり易いのかも。

青森県の地域経済は長く停滞が続き、将来にへの不安があり、子供たちの世代のためにみんなが地域を盛り上げるために動かなければ!何かやらなければ!と思ってはいたものの、サラリーマン生活をしていてなかなか一歩目をずっと踏み出せずにいました。

でも、最後は自分の子ども達に「地域の未来を見せられない」親ではありたくない。

そこで、青森県をPRしながら全国・世界を行脚をする生活を選び、笛業界では少しづつながら津軽に興味を持ってくれている人が増え青森の特産物を選んで買ってくれ始めており、まだまだこの流れは加速する雰囲気です。

低空飛行ながらも(笑)安定したサラリーマン生活に別れを告げ、自分も相手も地域も良くなる「三方良し」の精神で活動を始めた私は、この決断をして本当に良かったと思っています。

「一歩目を踏み出すエネルギー」は大変なものです。

 

地方が生き残るためには、情熱を持ち、前進する人が一人でも多くなければいけません。

その場を生きることができれば、自分の収入さえ上がればそれでいいという人ばかりだったら衰退するばかり。

 

だから技術と熱い情熱があるのに、本気で考えているのに決断をしきれない方へ背中を押してあげたい。

そして共に活動していきたい。

 

この思い・活動が津軽だけではなく、全国の横笛業界にも広がり沢山の方と繋がって進んでいけますように。